2年生の教室で,道徳の授業を実施しました。教科としての道徳が言われる中、お互いの研修の一貫として、飛び込みで実施しました。自分の身の周りでお世話になった体験を想起させ、副読本「きつねとぶどう」を使っての親ぎつねの行動を通して、子ぎつねが親の愛情を感じ取ってほしい内容のものです。その資料から離れて、「わたしたちの道徳」を利用して、いろいろな人たちが自分たちにかかわっていることを確かめるとともに、養護教諭が、毎回言っている「ハンカチ・ちり紙」の件についてもその願いを話してもらいました。そして、最後に、親から子への手紙を紹介しました。事前におやごさんにお願いし、書いてもらったものです。読まれている間、子どもたちはじっと聴き入り、おかしなところでは笑ってもくれました。お手紙を託された子は、目頭を押さえてもいました。「自分は何も知らなかった」と感想を語ってくれましたが、親の愛情はしっかりと刻み込まれたような感じでした。